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播州路に初夏を告げる「相生ペーロン祭」が、今年もここ相生市で開催される。
5月24日(土)に前夜祭として5,000発の花火を打ち上げる海上花火大会が。
5月25日(日)には、海上の部として、相生湾で熱戦を繰り広げるペーロン競漕が、陸上の部では、相生ペーロン祭のもう一つの華であるパレード・ステージイベントが行われる。
今年も、ペーロンで交流のある、長崎市、高知県須崎市、さらには熊本県苓北町からお越しいただき、ペーロンチームも派遣いただくなど、相生市のビッグイベントに花を添えていだだいている。
そんなペーロンの起源は、紀元前3世紀に中国で、白龍(パイロン)という小舟で競漕したのが始まりであり、相生市では大正時代、長崎県出身の造船所従業員がふるさとを偲んで始めたのが、起こりと言われている。ペーロンが、この相生に伝来してから今年で103年目を迎えた。大正、昭和、平成、令和と時代を超え受け継がれてきたペーロンは相生市が誇る伝統文化の一つで、今年のペーロン競漕には55チームが参加する予定であり、非常に楽しみである。
近隣では最初に行われる大きな祭であり、毎年約12万人の方にお越しいただいている相生ペーロン祭。まだ、ペーロン祭を体験・体感したことがない方は、是非とも相生市にお越しいただき、花火、そしてペーロン競漕・陸上パレードをご堪能し、祭を盛り上げていただきたいと思います。
当日、祭日和になりますように。
ここだけのはなし
2025年5月12日 相生市長 谷口 芳紀