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帯状疱疹予防接種

ページID:0065907 更新日:2025年4月1日更新 印刷ページ表示

帯状疱疹について

帯状疱疹

 帯状疱疹は、過去に感染した水痘(みずぼうそう)ウイルスが、加齢や免疫の低下などによってウイルスが再活性化することで発生する皮膚疾患です。

 50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。

症状

 帯状疱疹の症状には個人差があります。

 多くの場合、はじめに皮膚の神経痛のような痛みが起こり、2、3日後に、水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状に現れ、徐々に痛みが強くなります。痺れとして感じる程度から、ズキズキピリピリした痛み、焼けるような痛みまでさまざまです。

 強い痛みや皮膚の症状は、主に上半身の左右のどちらかにみられ、3~4週間ほど続きます。皮膚の症状が治まった後も、長期間にわたって続く痛みを帯状疱疹後神経痛(PHN)といいます。PHNはウイルスが神経を傷つけることで起こるため、早期発見、早期治療が大切です。

治療法

 治療には、抗ウイルス薬や鎮痛剤などが使われます。早期に抗ウイルス薬を使用すると効果が高く、重症例では入院治療が行われます。

 特に免疫不全患者においては重篤化することがあるため、早期診断と早期治療開始が重要です。帯状疱疹を疑う症状があれば、早めに医療機関を受診しましょう。

感染予防

日頃の体調管理

 免疫力の低下が原因で発症する帯状疱疹の予防には、日頃の体調管理が重要です。

 バランスのとれた食事、十分な睡眠、適度な運動、ストレスを溜めないようにするなど、なるべく健康的な生活を心がけ、免疫力を高めましょう。

ワクチン種類

 50歳以上の方については、ワクチンを接種することで、発症予防、重症化予防が期待できるとされています。予防接種は、発症を完全に防ぐものではありませんが、症状が軽くすんだり、後遺症の予防につながるとされています。

帯状疱疹ワクチンの種類および接種回数等

帯状疱疹ワクチン予防接種について
  乾燥弱毒生水痘ワクチン 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
種類 生ワクチン(ビケン) 不活化ワクチン(シングリックス)

予防効果

接種後1年62.0%

接種後7年52.8%

接種後1年97.7%

接種後10年73.2%

持続期間

接種から7年程度 接種から10年程度
副反応

​局所反応(約50%)、

全身反応(約4%)

局所反応(約80%)、全身反応(約30~60%)

接種回数

1回 2回

接種間隔

1回目の接種で完了。

1回目の接種後、2か月以上間隔を置いた上で、

6か月以内に2回目の接種をすることで完了。

他のワクチンとの接種間隔

 生ワクチンを接種する場合は、ほかの生ワクチン(麻しん風しん混合ワクチン等)の注射との接種間隔を27日以上空けることが必要です。

定期予防接種

帯状疱疹予防接種は、令和7年4月1日より予防接種法に基づく定期予防接種に位置づけられました。

対象者

年度内に65歳になる方

60歳以上65歳未満の方であって、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方
※対象者の方には4月に個別案内しています。

接種期間

令和7年4月1日~令和8年3月31日
※令和8年4月1日以降に接種した場合は、対象外です

経過措置

5年間の経過措置期間(令和7年4月~令和12年3月末まで)は、年度内に70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方も対象となります。100歳以上の方については、令和7年度に限り全員対象となります。

令和7年度対象者
年齢 生年月日
65歳 昭和35年4月2日~昭和36年4月1日
70歳 昭和30年4月2日~昭和31年4月1日
75歳 昭和25年4月1日~昭和26年4月1日
80歳 昭和20年4月2日~昭和21年4月1日
85歳 昭和15年4月2日~昭和16年4月1日
90歳 昭和10年4月2日~昭和11年4月1日
95歳 昭和5年4月2日~昭和6年4月1日
100歳 大正14年4月2日~大正15年4月1日
101歳以上 大正14年4月1日以前に生まれた方

接種費用(自己負担額)

帯状疱疹ワクチン予防接種について
  乾燥弱毒生水痘ワクチン 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
種類 生ワクチン(ビケン) 不活化ワクチン(シングリックス)

接種回数

1回 2回

自己負担額

4,000円 1回につき11,000円

※生活保護受給者は生活保護証明書の提出の提出で無料
※不活化ワクチンの接種は2回で、接種完了するまでに約2か月間かかるため、接種を希望する方はお早めの接種をご検討ください

接種方法

直接、実施医療機関へ申し込みしてください。

実施医療機関

帯状疱疹ワクチン接種実施医療機関一覧 [PDFファイル/70KB]

実施医療機関以外で接種する場合

基礎疾患、アレルギー等により市外医療機関で予防接種が必要な方は、相生市の発行する「依頼書」が必要です。接種をする前に必ず保健センター(総合福祉会館2階)に申請をしてください。ただし、上記「実施医療機関一覧」に記載のある赤穂市内の医療機関については、事前申請は不要です。

※一部医療機関によっては、自己負担額が異なる場合があります。

申込様式

広域的予防接種申込書(県内指定医療機関) [PDFファイル/41KB]

広域的予防接種申込書(上記以外) [PDFファイル/27KB]

申請方法

保健センター窓口または郵送で申請書を提出

なお郵送の場合は、返送先の宛名を記入し、切手を貼った返信用封筒を同封してください。

帯状疱疹ワクチン(任意)

対象者

市内に住民票がある50歳以上の方で定期接種の対象者でない方

※今までに帯状疱疹ワクチンの助成を受けたことがない方(助成は生涯に1度限り)

助成金額

帯状疱疹ワクチン助成金額について
  乾燥弱毒生水痘ワクチン 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
種類 生ワクチン(ビケン) 不活化ワクチン(シングリックス)

接種回数

1回 2回
接種料金 約8,000円 約20,000円
助成金額 上限4,000円 1回につき上限10,000円

助成回数

1回 2回

※接種費用(医療機関により異なる)の1/2が助成額未満である場合は、その金額が助成金額の上限となります。

接種前の注意点について

助成券の発行

接種するにあたって、助成券(相生市の様式)が必要です。

接種する前に保健センターの窓口にて、助成券の申請をしてください。

助成券発行の際、ワクチンの種類を伺いますので、接種する予定の医療機関へ事前に確認をお願いします。

※助成券発行後、実施医療機関で接種予約をしてください。

医療機関への持ち物

(1) 助成券(相生市の様式)

(2) 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)

※予診票は医療機関にあります。

市外・県外の医療機関で接種を希望する場合

各手続きについて

市外・県外の医療機関で接種を希望する場合も助成券の手続きが必要です。

接種後、医療機関の窓口で全額自己負担した後、下記書類を持って保健センターの窓口へご来所ください。

助成金額分をお返しする手続きをお願いします。(後日、本人口座への振込みとなります。)

保健センターへの持ち物

(1) 助成券(相生市の様式)

(2) 帯状疱疹ワクチン接種費用額がわかる領収書(原本)

(3) 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)

(4) 接種者本人の振込口座がわかる書類(通帳等)

窓口での申請ができない場合

窓口での申請を原則としていますが、平日に保健センターに来所することが不可能な方については、郵送での申請が可能です。

相生市帯状疱疹ワクチン接種費助成申請書(様式第1号)に必要事項を記入し、返信用封筒を同封のうえ、保健センターまで郵送ください。

申請を受け付けた後、返信用封筒にて助成券を郵送いたします。

相生市帯状疱疹ワクチン接種費助成申請書(様式第1号) [PDFファイル/44KB]

・返信用封筒(110円切手を貼り、ご自身の住所等、あて先を明記してください。)

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