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相生市では、近年、相生市独自の子育て支援・教育支援策により児童生徒数の減少は抑えられていますが、校区によって偏在が生じており、一部の小中学校では小規模化が進んでいます。
このような中で、子どもたちにとって良好な教育環境を創出するため、令和5年度から令和14年度を計画期間とする第2次相生市立小中学校適正配置計画を策定しました。
◆学校の在り方の「検討を開始する基準」を設定
毎年5月1日を基準日として、保護者、地域住民及び教育委員会が学校の在り方の検討を開始する基準を設けました。
【検討を開始する基準】
小学校 1学級から5学級となった学校(複式学級を有する学校)
中学校 3学級かつ全学年1学級当たり20人程度未満となった学校
◆地域協議会を設置
「検討を開始する基準」に該当した学校の校区において、保護者説明会及び住民説明会を開催した上で、保護者や地域住民の代表からなる地域協議会を設置します。
◆地域協議会での協議
地域における学校の在り方を協議し、おおむね1年から2年で合意形成を図ります。地域協議会では、統合の適否ではなく、学校の規模を活かした学校づくりをどう進めていくかという視点に立った学校の在り方を検討します。