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食育
みんなで取り組もう「食育」
食に対する価値観や食行動が多様化する中、昔からの生活環境が変化し、個人のライフスタイルや家族の在り方が変化してきています。
そこで、適正な情報や食品を選択する力をつけ、食の環境づくりを進める事が重要となっています。今こそ「食育」について考えてみましょう。
この食育のページでは、さまざまな食に関する情報をお届けします。
食育ってどんなこと?
『食育』とは、「様々な経験を通じて食に関する知識や食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること」をいいます。
例えば、家族がそろって会話を楽しみながら食事をすることも「食育」です。また、季節の野菜を知ることや、地域の産物を知ることも「食育」に入ります。
なぜ食育なの?
近年「飽食の時代」と言われ、食べ物があふれ、いつでも、どこでも、食べ物を簡単に手に入れることができます。外食や加工食品を利用することが増える一方、朝食を摂らない、過度のダイエットをするなど、食事方法も変化しています。そうした中、栄養バランスの崩れなどから、子どもから大人まで、生活習慣病の予防が課題となっています。
今一度、私たちの「食」を見直してみませんか?
食育の実践
では、実際にどんなことをすればいいのでしょうか。
食育の取り組みは人によって違います。毎日の食事をする時、少しでも体にいいこと、環境にいいこと、楽しい事などを考え、そのために行動していけば、それが食育につながります。
そこで、国では、毎年6月を「食育月間」、毎月19日を「食育の日」と定め、食育の普及啓発活動を行っています。
健全な食生活のために、家庭でできること、学校でできること、地域でできることなど、食育は、多くの人々が、様々な場面で実践することができます。健康は日々の食事の積み重ねによって保たれます。まずは、家庭で実践できることから始めましょう。