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日常的な見守りネットワーク
普段の生活の中で、気軽に声が掛け合えることができれば、困っていることに気づいてあげられていれば、ご家族なども介護負担や苦労が軽減され生活しやすくなります。また、顔なじみの方が声をかけたり、日頃の散歩されている様子などを気にかけていれば、ご本人の安心にもつながります。
日頃の見守りを地域のネットワーク構成員で行い、行方不明の未然防止に努めます。
少しでも多くの方が認知症を正しく理解し、より密度の高い、普段から見守り協力し合えるネットワークになるよう、協力し合いましょう。
高齢者を見守り支えるネットワークの主役は地域の皆さんです。
どこのだれが何で困っているかという情報をいち早くキャッチできる位置にいるのは、そこで暮らす地域のみなさんです。
情報がキャッチされると、民生・児童委員や自治会などと連携をとり、市や地域包括支援センター、在宅介護支援センターなどにつなぎます。そして、本人同意のもと、その人を中心とした見守りや支援のネットワークが形成されます。
高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには、行政や医療、福祉の専門職だけでなく、家族や親類の支えはもちろんのこと、自治会や隣近所を中心とした地域でお互いを見守り支え合うことが大切です。