ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

万葉の岬

ページID:0001456 更新日:2012年10月1日更新 印刷ページ表示

縄の浦山部赤人万葉歌碑

所在地:金ヶ崎 HOTEL万葉岬 前

 縄の浦山部赤人万葉歌碑写真山部赤人万葉歌碑

 「縄の浦ゆ背向に見ゆる奥つ島漕ぎ廻る舟は釣しすらしも」万葉集巻三、山部赤人。旅詠。「縄の浦」は相生湾。「奥つ島」は「沖つ島」で「鬘島」か。書は京都大学名誉教授澤瀉久孝氏の主著「万葉集注繹」の原稿から採字。

山部赤人万葉歌碑

所在地:金ヶ崎 HOTEL万葉岬 前

山部赤人万葉歌碑写真

「辛荷の島に過る時に山部宿彌赤人の作る歌一首併せて短歌」万葉集巻六。相生湾口の東突端金ヶ崎を「万葉の岬」と呼ぶ。すぐ眼前の三つの小島が辛荷の島である。歌聖人麻呂と並んで万葉を代表する山部赤人の、舟旅望郷の歌の舞台。瀬戸内万葉の故地を一望におさめる。ロータリークラブ建碑。

鳴島万葉歌碑

所在地:金ヶ崎 HOTEL万葉岬 前

鳴島万葉歌碑写真鳴島万葉歌碑

「室の浦の湍門の崎なる鳴島の磯越す浪に濡れにけるかも」作者不詳、万葉集巻十二。「室の浦」は室津藻振鼻から金ヶ崎にかけての湾入。「鳴島」は金ヶ崎眼下の君島、金ヶ崎と鳴島の間が「湍門」、磯波のしぶきに濡れる舟行旅愁の歌。書は犬養孝博士。歌碑の立つ周辺には、約千本の各種の椿が茂る。


チャットボット