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ペットボトルの水平リサイクル「ボトル to ボトル」の協定締結について
大栄環境株式会社、サントリーグループとペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を締結しました
この度、相生市は、ペットボトルの水平リサイクル「ボトル to ボトル」に関し、大栄環境株式会社とサントリーグループと協定を締結しましたことをお知らせいたします。
今後は市民の皆様のご協力のもと、自治体、事業者が三位一体となり、資源循環型社会の実現に取り組んでまいります。ご理解の程よろしくお願いいたします。
なお、ペットボトルの回収等の方法に変更はございません。市民の皆様は従来通りの方法で排出いただけますので、お願いいたします。
協定締結者
協定者は次の四者です。
・相生市
・大栄環境株式会社
・サントリー食品インターナショナル株式会社
・サントリーホールディングス株式会社
(写真:左からサントリーホールディングス株式会社 橋本部長、相生市 谷口市長、大栄環境株式会社 金子代表取締役社長)
ペットボトルの水平リサイクルについて
使用済ペットボトルの水平リサイクルの取り組みについて [PDFファイル/120KB]
日本におけるペットボトルのリサイクル率は85.0%と高い水準を誇っておりますが、そのリサイクルの活用先は様々であり、これまで相生市においても、「マテリアルリサイクル」という手法から、ペットボトルをペレット化して「別の製品」に生まれ変わるリサイクルを行ってまいりました。
しかし、何にリサイクルされているかという点に着目すると、完全に把握することが困難であり、また日本においては、リサイクル後の製品が最終的に廃棄されることも多く、1回のリサイクルで終わってしまうことがほとんど、という「マテリアルリサイクル」の1つの課題が分かってきました。
そこで、使用済みのペットボトルを、新たなペットボトルに生まれ変わらせるリサイクル「水平リサイクル」の取り組みに着目しました。この取り組みは、資源を繰り返し利用でき、新たに石油由来原料からペットボトルを作るのに比べて、CO2を約60%削減できるメリットがあります。
市民の皆様から資源物として分別・排出されたペットボトルを、市が分別・回収し、リサイクラーにて新たなペットボトルに生まれ変わらせ、サントリーの飲料製造に使用されます。
これにより、ペットボトルの再生先が明確に「見える化」され、住民のリサイクル意識のさらなる向上が期待されます。また、ペットボトルの更なるリサイクル促進を図り、脱炭素社会の実現と循環型社会の形成を推進してまいります。
外部リンク
<大栄環境株式会社>
・お知らせ|大栄環境グループ<外部リンク>(2025年3月26日掲載プレスリリース)
・プレスリリースPDFデータ(2025年3月26日掲載)<外部リンク>