新型コロナウイルス ハザードマップ 住民票 ペーロン祭 牡蠣 子育て 移住定住
本文
私は、土手に咲く秋の彼岸花を見るたび、いつも胸が締めつけられる。以前から、若くして癌で命をなくした、故大嶋みち子さんのお墓参りをしたいと思っていましたが、やっとの想いがかない、何か胸のつかえがおりたようだ。
みち子さんは、兵庫県の西脇市の清らかな杉原川の流れが見渡せる高台に一人で眠っていた。もっと早く来れなくてごめんねと菊をたむけ、声をかけた。
21歳の若さでこの世を去ったみち子さん、いろんなことをしたかったと思うとかわいそうでならなかった。
まこ‥
みこはもっと生きたかったの
たとえこの身は召されても
二人の愛は永遠に咲くみこの命を生きて…… まこ
ここだけのはなし。
2004年10月18日 相生市長 谷口 芳紀