(設置の目的)

第1条　市は、交通事故(汽車、電車、気動車及び道路交通法(昭和35年法律第105号)第2条第8号に規定する車両の運行によつて生じた交通上の事故に限る。)により保護者を失つた遺児(以下「交通遺児」という。)を激励することを目的として、相生市交通遺児激励基金(以下「基金」という。)を設置する。

(基金の運用)

第2条　基金の運用から生ずる収益は、市内に住所を有する交通遺児(学校教育法(昭和22年法律第26号。以下「法」という。)第1条に規定する学校(ただし、大学、幼稚園及び法第72条第2項に規定する幼稚部は除く。)に就学する児童及び生徒に限る。)となつた者の激励金及び激励事業に充当する。

(処分)

第3条　基金は、第1条の目的を達成するために必要な場合に限り、その一部を処分することができる。

(規則への委任)

第4条　この条例に規定するもののほか、激励金の額、支給方法その他基金の運用について必要な事項は、市長が別に定める。