ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織でさがす > 教育委員会生涯学習課 > 『仮称・市民文化ホール』建設基本構想

『仮称・市民文化ホール』建設基本構想

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年7月31日更新

建設に向けて| 建設設計Topへ|1.建設の必要性|2.基本理念|3.基本方針 |4.施設機能|5.管理運営建設基本計画へ | ご意見提出へ メール


 この「基本構想」では、今後、市民の皆様、また市民の代表で構成される市民会議からもご意見をいただきながら策定する「基本計画」の大枠での方向付けをしています。
 ※「基本計画」……「基本構想」で方向付けしたホールの役割、機能、規模、建設場所等を明確にし、また、建設後の管理運営手法や組織等の検討に係る具体案を示します。

1 「大ホール」建設の必要性

(1)背景

 昭和29年建築の旧「海員厚生会館」が、昭和45年に「市民会館大ホール」に衣替えして以来41年、建築からは既に57年が経過しており、その老朽化は年々、目に見えて進行し、設備等の使い勝手の悪さも指摘される状態が続いていました。
 そのような中、平成23年度に提出された大ホールの耐震診断結果によって、極度に低い耐震性能等から、大きな地震による倒壊等の危険性と耐震化工事が困難であることが明らかになり、使用停止措置のやむなきに至りました。また同時に、もともと老朽化した施設であり、仮に多額の費用を要する耐震化工事を施しても施設の延命化にはならないことから建て替えが検討されることとなりました。

(2)必要性

 市民会館大ホールは、近隣市町のホール建設に先立ち整備され、コンサート、演劇など多くのイベントや講演、講座などにより長年にわたり市民に親しまれ、文化芸術の振興や教養の向上に貢献してきました。今後も市民の文化芸術・教養・娯楽に対する欲求を満たし、また市民自身の自己表現、交流の場としてふさわしい機能を備えた市独自の「大ホール」が市内に立地することは、生きがいづくりや子育て支援等、今後のまちづくりの重要な施策展開を図る上でも不可欠であると思われます。
 近年の社会経済状況は、先行きが不透明な中での生活の閉塞感を生み、一方で情報化の進展が人々の価値観の大きな変化と生活の利便性をもたらすとともに、少子高齢化の進展と相まって地域社会における人間関係の希薄化の要因となり、従来の地域コミュニティーの維持が困難な状況を生み出しています。
 このような地域社会のあり方に関わる時代の転換期において、『文化芸術の振興に関する基本的な方針(第3次基本方針-平成23年2月8日閣議決定)』でも、「成熟社会」において、「国民生活の質的向上を追求するためにも、人々の活力や創造力の源泉である文化芸術の振興」が求められています。新たな「大ホール」は、市民が身近に文化芸術に関わることにより、精神的な豊かさや感動を共有し、文化芸術を媒介としたコミュニケーションや地域活動の活発化を促す重要な役割を担うべきものと考えます。

▲ 『仮称・市民文化ホール』建設基本構想 Topへ戻る

 


2 基本理念


        相(ともに)生きる市民が集(つど)い
         文化 と 絆 を築く まちづくりのステージ

 市民を中心に繰り広げられるさまざまな自己表現や優れた文化芸術の公演とその鑑賞、そして講演・講座とその聴講の機会の提供などの諸活動による、世代を超えた感動・喜び・共感・生きがい発見。そこから、市民の文化芸術や趣味教養に対するさまざまな欲求を、ともに支え合い、ともに生きるための人づくりと、市民の絆によるまちづくりにつなげていく、「市民の 市民による 市民のためのまちづくり」のステージ※となることを目指します。

  ※ホールの舞台、まちづくり展開の舞台、まちづくりの一段階 と、三つの意味を込めます。

▲ 『仮称・市民文化ホール』建設基本構想 Topへ戻る 

 


3 基本方針

 市民会館大ホールは、長年にわたり、世代を超えた多くの市民に親しまれてきたものであり、新たなホールは、市民の夢と生きがいを託され、そして今後の市民によるまちづくりの象徴となるべきものです。
 近隣市町には既に、多くの客席や付帯設備、優れた音響効果も備えた立派なホールが立地しています。新たなホールは、それ自身の基本理念を達成するため、市の将来像を見据えながら、近隣のホールとの立地的な関係性も考慮し、厳しい財政状況の中で費用対効果を最大限に発揮でき、市民が自信と誇りと親しみを持てる、新たなコンセプトのホールを目指します。

(1)役割

 ア 市民の自主的な文化芸術活動による成果の発表と鑑賞の場
 イ 市民の自主的な文化芸術活動の拠点として、
   ・ 情報の収集・蓄積及び発信の場
   ・ 活動主体であるグループ、個人間等を横断する交流の場
   ・ 文化芸術を媒介とした、地域と世代を超えた共感と継承の場
 ウ 国内外の優れた文化芸術の鑑賞の場
 エ 講演、講座等の開催により市民の教養を高め知的欲求を充足する場
 オ 市民が中心となるまちづくりグループ等の集会や交流の場
 カ 他市町住民との文化芸術を媒介とした交流、交歓の場
 キ その他、多様なイベント、集会の場

(2)デザイン

 ホール内外の意匠は、市の自然風土や、過去、現在、未来へと連なる歴史も踏まえ、新たなまちづくりの息吹を感じ、そして、まちのランドマークとなるものが望まれます。
 また、基本理念を達成するために必要な設備の配置等は、バリアフリーや誰もが利用しやすいユニバーサルデザインに配慮したものとします。

(3)一体的整備

 今後の行政運営を考える上で整備が必要となる施設・設備につき、事業費の制約と合理性のもとで、ホールとの一体的な整備の可能性を検討します。

(4)立地

 新たなコンセプトにより建設するホールにふさわしい、また、管理運営上の合理性の考慮や自然環境、景観、交通アクセスなどにも配慮した適切な場所を選定します。

▲ 『仮称・市民文化ホール』建設基本構想 Topへ戻る

 


4 施設機能

基本方針に基づいたホールの役割を果たすための機能の確保を図ります。

(1)用途

 市民会館大ホールは、市主催行事として、あるいは民間文化団体等による音楽、舞踊、演劇から集会、講演など多目的に利用されてきましたが、必ずしも、それぞれの利用のニーズに応えることができる機能を備えたものではありませんでした。  新たなホールの機能としては、市民会館大ホールの利用実績による十分な収容機能の確保を前提に、他ホールの機能との関係性や今後の有効活用を見据えながら、市の人口に見合った規模で多目的な用途に対応でき、それぞれの用途において求められる可変性の高い機能を備えたものを検討する必要があると思われます。

【検討事項】
 ア 基本となる用途とその他の用途
 イ 舞台の形状・面積
 ウ 客席の数・配置
 エ 音響
 オ 照明
 カ その他、多目的利用に対応する設備と機能(楽屋、リハーサル室等)

(2)支援機能

 ホールで行われるさまざまなイベント等が、そこに参加する多くの市民に感動や生きがいを与えるとともに、そこで生まれる共感や連帯感を、今後のまちづくりとそのための絆づくりにつなげていくための機能が求められます。

ア 自主活動支援
 市民の自主的な文化芸術活動を通じた人づくりとまちづくりの促進を支援します。

イ 交流支援
 市民が気軽に立ち寄り、いつでも交流できる、そのような賑わいの場となる空間や事業の創出を図ります。

ウ 育成支援
 市の将来を担う子供たちを対象にしたさまざまなイベントにより、創造性や豊かな感性を養うとともに、市に対する愛着を育みます。

エ 連携支援
 既存の公民館等における地域の文化芸術活動との連携を図り、それぞれの施設やイベントにおける活動を点から線につなぎ、交流を促進することにより、更に面として文化芸術が市民に親しまれ生きがいや誇りとなることを目指します。


(3)情報提供機能

 他市町のホールにおける多様な文化芸術活動とそれを媒介とした交流活動に関して情報の収集、集積、提供機能により、文化芸術活動の活性化と交流の促進を図ります。

(4)貸館機能

 市民の自主的な文化芸術活動のための提供のほか、優れた文化芸術公演の鑑賞や趣味教養の講演などの聴講機会を提供するための貸館を行います。

▲ 『仮称・市民文化ホール』建設基本構想 Topへ戻る


5 管理運営

 先行き不透明な厳しい社会経済状況と緊縮財政のもとで、多大な事業費が必要となる本事業においては、建設経費とともに、運営と維持管理のあり方も重要な課題となります。まず何よりも大事な視点は、基本方針によるホールの役割である、「市民によるまちづくり」であり、その役割を、効果的、効率的に達成し、また維持継続することができる運営手法とそれを支える組織体制が必要と思われます。

(1)基本的なあり方

 次の各事項の手法の確立と事業実施の可能性を検討します。

ア 利便性
 市民が気軽に利用できることを主眼にした料金体系、開館時間など配慮による柔軟な運営の確立

イ 市民参加
 官民協働、市民参加による管理運営システムの確立

ウ 維持管理
 建設後においても効率的で効果的な運用ができる建物、設備とし、そのランニングコストの的確な予測と、その結果を反映させた運営計画の確立

エ 自主事業
 基本方針に沿って、ホールの役割を増進し、価値を高めるための自主事業の実施

オ 貸館事業
 基本方針に沿って、ホールの役割を増進し、価値を高めるための、市外の団体、個人も対象にした積極的な貸館事業の実施

(2)管理運営組織

 市民会館大ホールは、市の直営による貸館としての役割を果たしてきましたが、その機能にとどまらず、基本方針に沿って、文化芸術の振興とまちづくりを見据えた機能を主眼とした管理運営をするために必要な組織体制の確立を図ります。

 ア 基本的な視点
 市民が主体的に運営に関わる、「市民による市民のための」ホール運営を念頭に、自主事業運営や機器設備の操作 なども視野に入れた、ボランティアや、まちづくりに関わるNPОなどとも連携した管理運営の組織体制の確立を図ります。

イ 経営的視点
  一般的に、ホールの運営による収入として自主事業によるチケット販売収入と施設使用料が考えられますが、それらだけで ホール運営にかかる全経費を賄うことは困難です。
 文化芸術振興の中核的な役割を担う施設の管理運営経費として、文化振興のための投資は不可避、不可欠なものと思われますが、 運営にあたっては、外部からの資金調達を図るとともに、費用対効果といった、常に経営的な視点を保持し、実践できる組織体制の確立を図ります。

ウ 評価の視点
 事業の成果を検証し、評価するとともに、その結果を公表することで、基本理念と方針に沿った運営の長期的確保を図りますが、検証と評価を行うための適切な組織体制の確立を図ります。

▲ 『仮称・市民文化ホール』建設基本構想 Topへ戻る

 

【お問い合わせ】

  相生市役所 企画管理部 仮称・文化会館建設担当
  Tel 0791-23-7118 Fax 0791-22-6439  E-mail daihall@city.aioi.hyogo.jp

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロード<外部リンク>してください。(無料)