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5月25、26日、播磨路に初夏を彩る相生ペーロン祭が、賑やかに勇壮に繰り広げられた。絶好のペーロン日和だ。4月にペーロン友好都市を結んだ長崎市から、伊藤市長、ペーロン協会松田会長はじめ幹部が打ちそろって来られて華を添えてくれ、うれしかった。
ペーロンは長崎が本場であり、大正11年に長崎から相生に伝来してきたものだ。伊藤市長と松田会長が、ペーロンの由来についてお話された。私は、これから長崎市を中心として、ペーロンを愛するすべての地域、人々と交流を深めていこうと思う。早速、鳥取県境港市の黒見市長から、交流を深めたいとのメッセージが送られてきた。
私も、市役所女子チームの艇長として乗り込み、戦いに挑んだ。私は肌が白く日に焼けるのが怖かったけど、戦いが始まったら、そんなこと言っとられへん。海の男に変身した。
どうせビリだし、光源氏のように、ゆっくりどの娘のこぎ方がいいか見定めようと思って乗っていたら、ターンしてから一艇が遅れだした。うちのチームともう一つのチームとデッドヒートとなり、そのままゴールした。どっちが勝ったかわからなかったが、鼻差で勝利した。見定めする暇はなかった。女の子はみんな、大喜びで勝どきを上げた。勝てるはずがないと思っていたチームに勝ってしまった。
ついに初の決勝戦に進出し、堂々と4位になった。これを励みに来年はもっと上位を目指すぞ。艇長が変わると、こんなにも強く(?)なるのか!
私も声がかれてしまって、いつもの得意の七変化の声が出せなくなった。
最初、市役所男子チームの艇長になりたいと言ったが、皆に勝負がかかっているのでダメだと断られた。しかし、私が艇長をした女子チームの方が上位になった。来年は、男子チームが艇長になってくれと頼みに来るかもしれない。ここだけのはなし。
「海の男 凛として命燃やして 人づくり」
相生市長 谷口 芳紀