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ふるさと交流館近くの田んぼで、真心ファーマーズによる稲刈りがあったので、すんごく久しぶりに稲刈りをした。さすが昔とった杵柄だ。手馴れた(?)もんだった。
ふるさと交流館には二宮金次郎像がある。金次郎は、貧しかった。年一度もの秋祭りでもお小遣いがなくて、外にでないで、家の中に隠れていたそうな。でも、努力して、勉強して、えらい人になった。
金次郎は、子どもの頃からわらじを編んでお金を稼いだり、両親が亡くなり叔父の家で農業を手伝いながら、寝る間も惜しんで読書したらしい。灯り代がかかると言われると、自分で菜種を収穫し、菜種油と交換して読書をしていた。
金次郎は「いい種も悪い種もすべて自分が蒔いたもの」「善心が起こったらすぐに行動せよ」「譲って損はなく、奪って徳はない」「心が平らでなければ得た富も逃げていく」と言った。二宮金次郎は、日本人の「鏡」だ。
ここだけのはなし
2008年11月10日 相生市長 谷口 芳紀