新型コロナウイルス ハザードマップ 住民票 ペーロン祭 牡蠣 子育て 移住定住
本文
先日、相生歴史研究会の皆さんと小さな船で相生湾を一周しておわん島まで行き、海からふるさとをながめながら、歴史研究会の石田会長から、野口雨情、行基の話、海老名氏の話、秦河勝の話等、ロマンあふれる伝説の話を聞き、改めてふるさとの重みが身にしみました。
この歴史ある美しい海を、子孫のためにも是非残していきたい。そして、美しい海を残しながら、この海を使って、将来を荷う子供たちのために、海上スポーツを通じて、たくましい相生っ子を育てたい。
そのための準備として、B&G財団からカヌー10隻、1人用小型ヨット3隻、救命ボート、救命胴衣など一式、無料(ただ)でもらってきました。海の好きな有志のみなさんが、B&G相生海洋クラブを立ち上げてくれる予定です。ペーロンの体験乗船、ドラゴンボートなどを通じて、子供達を、ふるさとを愛する人に育てたい。
7月26日から3日間行われる第5回アジアドラゴンボートのサブイベントとして、マリンスポーツ財団の人たちが、子供が体験できるスーパーキッズボートや水上バイクなどを持ってきてくれて、子供達を喜ばせてくれる。
そして今、兵庫県が、野瀬でボートパークをつくってくれている。これが完成したら、その近辺に、子供達のための海上スポーツの拠点整備をするのが私の役目であり、私の夢。
多くの市民のみなさんの夢とアイデアをいただきながら、豪華なものでなくても、愛情のこもった拠点ができたらいいと思う。
2002年5月1日 相生市長 谷口 芳紀