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紅葉が深まって、羅漢の里で20回目のもみじまつりが開催された。毎年1000体以上のかがしが出展されるので、別名かがしまつりと言われている。「かがし」は他のところでは「かかし」とも言うそうな。
そこで、ボクもかがしになった。2日間、このままの状態だったから、疲れた。お腹もすくし、トイレも行きたかったし、何よりも、夜の間もずーっとこの状態だった(?)から大変だった。他のかがしたちは、夜になって暗くなったら、いなくなった。おそらく広島まで行って「もみじまんじゅう」を食べてきたんだろう。明るくなる前に戻ってきた。まさに妖怪だ。
なんてね。
良寛和尚の辞世の句の一つ「うらを見せ おもてを見せて 散るもみぢ」。
私もうらおもてのない人生を歩みたいと思っている。
ここだけのはなし
2007年11月16日 相生市長 谷口 芳紀